|
道産子が歩く―日本徒歩縦断3,000キロ
|
|
| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
|
| 人気ランキング: | 331206 位
|
| 発送可能時期: | ご確認下さい
|
| 参考価格: | ￥ 500 (消費税込)
|
ご購入前のご注意
|
当ホームページはアマゾンウェブサービスにより運営しています。
商品販売はすべてアマゾンの取り扱いです。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。
|
|
植村直己と山西敏博
北海道生まれ、北海道育ちの著者が大学４年生の夏休みを利用し、日本の最南端を目指していろいろなことを経験しながら歩くという内容。旅文学と言えば、沢木耕太郎の深夜特急など、カッコいいものばかりを連想するが、この本の大学生らしい表現にかえって新鮮味を感じる。私も歩き旅を趣味としているからこそ言えるのであるが、野宿しながら何週間もの間、重い荷物を背負い、夏の炎天下、歩き続けるのは並大抵のことではない。こういう旅はおそらく２０台前半の、人生のうちで最も体力のある時にしか経験できないのではなかろうか。３０をすぎてしまった私にとってうらやましい限りである。冒険家で有名な故・植村直己は南極大陸縦断の予行演習として日本縦断を敢行しているが、彼は夏の日差しを避けるために夜中に歩いたと聞く。山西氏の日本徒歩縦断は昼間に歩き、フラフラになりながらもいろいろな人たちとのふれあいを至極大切にしている。旅の本質、と言う意味では植村直己を越えているように思う。私はこの本を１５年以上前に知人から紹介してもらい、それ以来、年に１、２度、気に入った部分を読んでいる。その度に自分自身の青春時代を思い出し、当時に立ち帰えることができる。
必見！「道産子が歩（ゆ）く」！
道産子（北海道生まれの男性）の心意気が伝わってきます。
旅自体は少々古くなってきているとはいえ、旅人のこの旅心は今でも通じるものがあります。日本を再発見したい人は必読です！
静山社
|
|
|
|
|
