道長と宮廷社会 (日本の歴史)
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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人気ランキング: | 78243 位
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目から鱗が落ちる名著
藤原道長というと、「摂関体制を確立した」とか「天皇の外戚として権力を振るった」とかいったイメージ先行で語られることが多いようですが(実際、高校ではそのように教えられますが)、 本書は、そうした固定概念がいかに実態に即していないか、逐一再検討しています。
「なぜ、道長は、左大臣(&内覧)の地位に留まり、摂政関白にならなかったのか」「一条天皇と道長は、二人でどのような政治を行ったのか」「なぜ、平安時代の貴族たちは、儀式や記録にこだわったのか」といったことが、 古記録などを手がかりに、丁寧に説き起こされていきます。
前半は、道長を中心とする10-11世紀の政治のお話。後半は、受領や財政システム、平安文化(建築や美術)のお話。 図版が豊富で、語り口も丁寧、しかも、証拠となる資料がそのつど呈示されていて、説得力があります。非常に勉強になりました。 巻末の参考文献一覧も便利です。
土田直鎮氏の名著『王朝の貴族』(中央公論社)から40年、 平安時代史研究は、飛躍的に進化(深化)を遂げ、大きなパラダイムチェンジを果たしたと実感しました。
講談社
律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史) 日本の歴史〈第04巻〉平城京と木簡の世紀 武士の成長と院政 (日本の歴史) 大王から天皇へ (日本の歴史) 頼朝の天下草創 (日本の歴史)
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